ほくろの除去

ほくろの除去には、ほくろのかたち、大きさ色調、その人の年齢などによって、異なった方法があります。
主に手術的にメスで切除する方法とCO2レーザーで除去する方法ですが、とても薄いシミのようなほくろはQスイッチアレックスレーザーを使うこともあります。

基本的に当院ではほくろ除去は手術にて行い病理検査をします。(保険適用)
ほくろの大きさや形によっては自費診療にてレーザーで除去する場合もありますが、医師の診察次第なので希望される方は一度診察にいらしてください。

ほくろの除去(※保険適用の場合) ¥8,500前後
(3割負担時)

症例のご紹介

ほくろの除去
ほくろの除去

アテローム

アテローム(粉瘤〈ふんりゅう〉・アテローマ)とは、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮脂が、剥がれ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称です。
身体のどこにでもできますが、顔、首、背中、耳のうしろなどにできやすい傾向があります。数mm〜数cmのしこりで、なだらかに盛り上がるものと盛り上がりのないものがあります。通常は痛みはありませんが、細菌感染を起こすと大きくなって赤く腫れ上がり、痛みを伴います。

巻き爪

巻き爪は、深爪、つま先の細い足に合わない靴、ヒールの高い靴を履き続けたり、スポーツ、遺伝的要因など、さまざまな原因によって起こってしまいます。つま先の細い靴・ヒールの高い靴が原因になるため、女性がなりやすいと思われがちですが、男女問わず悩んでいる方が増えています。
巻き爪になると、主に足の親指の爪が両端の内側に強く湾曲してしまい、症状がひどくなると激しい痛みで歩くことさえ苦痛になってしまいます。
「見た目の問題だから、気にしない」と放置すると、巻き爪はどんどん進行し、指の肉に爪がどんどん食い込み、激しい痛みを起こすことがあります。巻き爪のために足をかばって歩き、今までの自然な歩き方ができなくなったり、巻き爪1つで全身のバランスが崩れてしまうこともあります。放置せずに受診しましょう。

フェノール法による手術

爪は、爪母(そうぼ)というところから生えてくるのですが、繰り返し巻いてしまう爪を生やさないようにと、爪母のところからフェノールという消毒液を使用して腐食させるというのがフェノール法です。ほぼ永久的に爪の幅を縮めます。
従来行われてきた鬼塚法と比較して、傷の縫合をしないので術後の痛みが少なく、麻酔もまずはクリーム状の麻酔を塗ってから、局所麻酔の注射を行うため、負担が少なく済みます。
また、鬼塚法では出来にくかった、厚くなった爪や湾曲の強い爪や、巻き爪で化膿を起こしていても手術が可能です。

フェノール法による巻き爪治療 (保険診療3割負担の場合)¥8,000-

手術中・手術後の痛みは?

麻酔は局所麻酔(注射)を行います。局所麻酔時に痛みを伴いますが、局所麻酔が終われば手術中の痛みはほぼありません。術中に痛みがあれば我慢せずに医師に伝えてください。
術後は当日〜翌日にかけて痛みが生じることがありますが、鎮痛薬(内服)が処方されます。

手術時間はどれくらいですか?

麻酔をした後、麻酔がよく効くまで10分程お待ちいただきます。
トータルで約1時間程で終了します。